外資系IT企業社員、お金を考える

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決算の分析力を上げたくなった話


 

貸借対照表という漢字すら読めなかった私が、”世界一わかりやすい財務諸表の授業”を読んだことで、財務諸表各種、とくに貸借対照表損益計算書の作成方法のABCを理解することができました。

 

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 いわば初心者編に相当する本でしたので、財務諸表をもう少しだけ深く理解し、決算分析に役立てたいという考えが出てきました。そこで次のステップの初級者編に相当する本を探していました。初心者と中級者の間となる初級者向けの物がなかなか見つけられずにいたのですが、"一生モノのファイナンス入門"という本を発見しました。

 

決算分析力の向上に向けて、(抽象的な)概念理解中心の勉強から具体的例の分析の勉強にシフトしていくことが良いのではないかと考えています。この本は”世界一わかりやすい財務諸表の授業”よりも実際の企業の財務諸表を参照するケースが多く、しかし終始しているわけでもなく、自分のレベルに合っていると感じました。

 

これまでの決算分析に貸借対照表の分析は取り入れていなかったのですが、本から得た知見を今後は活かしていきたいと思います。以下抜粋です。

チェックポイント① 負債と純資産のバランスを見る

チェックポイント② 流動資産と流動負債のバランスを見る

チェックポイント③ 固定資産を純資産でまかなえているかどうかを確認する